おはようございます。
昨日は小さな対応の積み重ねで、モチベーションが下がるという出来事を紹介しました。
Voicyパーソナリティの尾石晴さんが、東洋経済のにスライサーの記事を書いておられました。
私もあなたも実は「スライサー」かもしれない 一緒にいると「モヤモヤ」その理由を考えてみた | リーダーシップ・教養・資格・スキル | 東洋経済オンライン (toyokeizai.net)
気持ちや時間を「損したくない」。本人が意識して、あるいは無意識にうすーく、うすーく、周囲の人の時間や気持ちを奪っていく。
そうだ、これだ!私の周囲にいる人はこれをしていると。
少し違うのは、損したくないかどうかは分からない。が、私の時間と気持ちをうすーく、うすーく削いでくれています。
「少し違う」と書いたのは、
「損したくない」というより(結局は、ここに行き着くように思いますが)、「自分は面倒なことはやりたくない」、「自分は間違っていない、正しい」、という気持ちを強く感じます。
あからさまにそのような姿勢を見せることはなく、非常に穏やかそうに見えるところが、たちが悪い。「全方位でいい人」である印象。が、近くで仕事をしている人にとってはそうでもない。
転職を告げる前に、もう一つ似たような話がありました。
ある日、上司から、「私が立ち上げから担当している業務は、次年度は新しいメンバー(キャリア採用の方)にお願いすることにしたい」という相談がありました。
この仕事は、実は頭脳戦よりも、システムを稼働させるためのメンテナンス業務の工数と手間の負荷のある体力戦の仕事です。「で、体力戦の方の仕事は、そのまま担当し続けてほしい」。「キャリアで入社頂いた方にはそんな作業的な仕事はお願いできない」と、流石に言葉では言いませんでしたが、そのような対応。
建前上、「私の業務負荷の軽減になる」、と担当変えの説明の際、周囲に伝えていたようですが、そもそも引きとってもらった業務はそれほど工数はかからないのです。
早く、上手く作業をこなしてくれる人にどんどん作業を渡たそう(うまくいっている気がするし)、でも、意見はしないでね、あなたはマネージャーではないから、必要な時にだけ、調整と作業だけしてくれたらいいよ。
そのように言われていないものの、態度がそのようになっている。
「それは、こういうところが受け入れることが難しいのですが」
そう言ったらいいよね、という人は多いと思います。私も同じ場面に遭遇している人に会ったら、相手を見て、可能であれば、そのように伝えるように思います。
私は、自分に依頼される仕事について何も言えませんでした。
それでなくとも、「自分自身の居場所がない」と感じているのに、このようなことを言うと、「どの口がイヤだというのか」、と思われるのが非常に釈なのです。「許容量の大きい人と思われていたい」という私のエゴがあります。その許容量は、相手にとってはいいように使われてしまい、ただの便利屋以上でも以下でもない立ち位置なのに。
面倒な仕事をしてくれている人へのリスペクトなく仕事を横に平気で流せる人は、その大変さを理解できていないですよね。
そういう行動の一つ一つが、なんとなくね、気持ちを削り取られていったのかな、と思いました。では、このようなときに、自分はどのような行動をとってきたのかを、次回振り返りたいと思います。
では、よい一日を。