えいみーみちひらく

キャリア、仕事、育児での気づき、モヤモヤをお届け

保護者の関心が薄れてる?

週末なので、仕事以外の話を。

先週の土曜日、保育園で外部の方を招いた講演会がありました。外部講師を招いて、子育ての周辺にある話を聞くものです。

保護者も保育士も一緒に聞くイベントが年に2回ぐらい開催されます。

 

これまで、

 

子供の生活環境

定時制高校の教師の体験談

高学歴からお笑い芸人を経て、コンサル業を営む方の経験談

 

なかなか自分の範囲では出会えない方の話を聞ける機会なので、私は、できるだけ参加します。

子育てに関するヒントだけでなく、仕事に活かせる話も多いです。

 

今年は、一方的に講師が準備をした話を聞くのではなく、普段の保育現場で先生方が感じている保育環境の悩みを専門家に相談するという、とてもよい企画でした。

 

何がよいのか、というと先生がどのようなことを考えて、普段保育をしているのかを知ることができるから。

こういう思いがあって、この遊びが取り入れられているのだな、と初めて知ることがありました。

 

例えば、夏野菜を育てること。

しかも1歳児が育てる夏野菜。

単に食育の一環かな、と考えていました。

 

野菜の名前はまた言えないし、知らないけれども、その実物を、苗植えの前にみて、さわり、遊び、成長とともにどのような経過をたどるのかも、少しずつ伝えながら、実際の苗植えをする。

 

沢山の遊びの中に学びをおりまぜ、1日で終わりそうな苗植えを、その月齢にあった取り組みにする。

 

育てて食べて終わりだと思っていた私は恥ずかしい。

 

その過程を子供達の写真や動画を見せてもらうと、子供達のワクワクした様子が伝わってきて、先生の仕込みが素晴らしいと感心しました。

 

こういう場面を保護者が知ると、先生と保護者間の相互理解が深まり、いいなぁと。

 

残念なことは、当日参加した保護者はたったの3人。息子が保育園に通っていた時は、割とこのようなイベントに参加する方は多かったのですが、ここ2、3年はこういうテーマに関心がない方が、増えてきているのか、あるいは、もっと子育て実務に直結するようなTipsの話がいいのか、参加者がとても少ない。

 

先生に何かをお願いする、特に意見するのであれば、こういう先生方の悩み、工夫を知った上で、伝えるとおそらく、伝える内容はずっと変わるのにな。

 

何事も相手を知ることから、はじまりますよね。

では、良い週末を。