えいみーみちひらく

キャリア、仕事、育児での気づき、モヤモヤをお届け

転職を告げたことで、分かったこと

おはようございます。初夏という日差しですね。

転職を告げた時のことを話します。

 

4月の上旬、上司に転職の意向を伝えました

 

転職は9月なのですが、4月に伝えたのは、組織としての本年度の活動計画発表前に、自分は期中に戦線離脱することを伝えておきたかったから。

 

直前に、「え、いなくなるの?」となるより、私なりに仕事を整えてから戦線を離れたかったのです。一定の時間を設けることで、欠員の補充など、対策を取れると考えました。

 

まさか転職するとは思っていなかった上司は、青天の霹靂ような感じ。定時後に珍しく私から声をかけられて、そんな話とは。

 

転職を決める前の1年間は、自分が冷遇されていると感じることの多い時間でした。

 

上司は異動してきたばかり。

業務の中身がわからないので、具体的なアサインはない。そもそも、人員が少ない。よって、後輩たちがやらないし、できない仕事は私がやって当たり前。加えて作業と調整が多い。

削減が難しいルーティン業務。「付加価値のない仕事はやめろ」、という風が強く吹くなか、三遊間を抜ける仕事には光はあたらず、認知はない。認知のない仕事には評価なんてできず、予想はしていましたが、23年度の人事評価はダウン。

 

私は、周囲から指名で仕事をもらいたい、会社として、組織として、頼れる存在でありたいという思いで仕事をしてきました。その結果として、評価もされてきた方です。育児休暇など取得しても状況は変わらずに、働いてきました。

 

今年の人事評価について、上司の関係性において、驚くことはなかったです。「そうだよね」と。これまでちゃんとわからなかった上司たちの私に対して言えなかった声を聞いたように思いました。「手間のかかることだけうまく処理してくれたらいいよ、何も期待していないから」と。単なる便利な作業要員としか思っていないということが、分かりました。

 

転職を告げて2ヶ月がすぎました。

引き継ぎするための増員の措置を取れない状況が続いています。

今、残っている人で吸収できない業務を「どうやってやめることができるか」を考えているようです。改めて、私はそういう仕事ばかりをやらされていたのか、と、去ることが決まっている職場であるのに、とても寂しい気持ち。

 

先日書いた、私は特に直近の1年は自分の仕事時間をこのようなことにばかり裂いていていました。自分のキャリアを人任せにしすぎていますよね。組織にとって、不可欠な人材だったと思っていたのは私だけ。このような鉈は、潮目が変わると簡単に振り落とされる。

 

直近でマネジメントの経験がない、

やりたいと考えていた分野を今担当していない、

これにより、自分の希望する転職先への書類審査が通りません(これだけではないかもしれないですが)。ポテンシャルで採用なんてことはミドルにはありません。企業は、いま、使える人材が欲しい。今、何ができるか、です。

 

モヤモヤとした気持ちで仕事をし続けるのではなく、やはり、声がかかったときに、動き出すことが大事。

 

一方で、そのようなチャンスにめぐりあわせてくれたスキルを身につけられたのは、やはり会社のおかげ。しっかりと恩返しをする気持ちで残りの時間を駆け抜けたいと思います。