えいみーみちひらく

キャリア、仕事、育児での気づき、モヤモヤをお届け

やりたいことなのか、できることなのか

私のこれまでの経歴に興味を持って下さったエージェントの方は、
私のいま担当している仕事を活かす仕事を紹介して下さりました。

 

もう一方の仕事のエリアのスキルを伸ばしていきたいという気持ちもあった
のですが、何度もご連絡を下さり、何より私自身のこれまでのキャリアを
肯定的に考えて下さることがうれしく、提案頂いた仕事に応募することにしました。

 

最初の難関、書類選考も無事に通り、1回目の面接も無事に終わりました。

とんとん拍子で次の面接にも進み、1回目の面接から約2週間で内定を頂きました。

 

以前の記事に、「転職の熱はそれほど高まっていない状況」と書きました。

しかし、不思議なもので、転職活動は少し進めると、「自分のやりたいことができる場所探し」であると同時に、「自分のキャリアを認めてくださる場所探し」のようなことをしていく感じになります。「転職」が目的になってしまいそうになるのです。

 

・先輩がいう「働きやすさも大事」という視点

・内定を頂いた仕事は、今の仕事の延長にあること

この2つから、頂いた内定をどうするのか、非常に悩みました。しかも返答に与えられた時間は思った以上にありませんでした。内定を頂いた段階で、並行して書類審査と面接の日程を調整している会社があり、その結果を踏まえてから判断したいというのが正直な気持ちでした。

 

やりたい仕事にこだるのか

働きやすさを優先するのか

今抱えているモヤモヤを持ったまま、今の職場で仕事を続けるのか

 

今回転職に臨むにあたり、「自分の優先順位をしっかり持つことが大事」という話を聞いていましたが、その通り。「自分の転職が今の場所を逃げ出す目的なのであれば、転職後もうまくいかないのではないか」、「私は転職が目的になっていないか」、悩みました。

 

私は、「ぜひうちに来てほしい」と言ってくださった会社に
お世話になる決断をしました。

 

自分の一番やりたいエリアの仕事ではないけれども、入社数年後に
その仕事をできる可能性があること、

 

新しい場所のチャレンジは、アラフィフになるともっと難しくなること、

 

長年勤務しているが故の雑用係としての位置づけではなく、これまでのキャリアを活かせる場所で役立ちを果たしたい、

 

居場所がない、モヤモヤした思いを持ちながら働き続けるよりも、楽しく仕事ができる場所にいこう

 

そう考え、転職をすることにしたのです。