えいみーみちひらく

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転職が公表されたときの、周囲の反応は?

転職することが、社内で公表されました。

 

驚かれて、直接、連絡をくださる人、

人伝てに、なんとなく理由を探る人、

関心がない人、

 

色々おりますね。

 

驚かれて連絡を下さる人の多くは、昔から気心のしれた人。ありがたいことに、私を仲間と感じて下さっていて、仲間が去ることに対する残念さと合わせて応援メッセージを頂きました。離れた場所で働いていても、私を仲間と思っている人がいることを感じて私は仕事していたかな、ここ1年はちょっと視野が狭くなっていたのかも、と思いました。そういう方々とは、働く場所が変わっても仲間。人脈というネットワークがこれからは益々大切になってくる年代なので、これからこそ、しっかりとこのネットワークを維持していきたいと感じています。

 

一方で、転職することについて、何かを聞きたいのだけれども、直接聞けない人も多い。

一昔前は、転職も珍しかったですが、私の働く会社では、キャリア採用も増え、新卒からの生え抜きばかりではない組織になってきています。いちいち、転職に反応することも減り、相手に理由を聞くことも野暮なことだと思っている人も多いのではないかな、と感じています。

「野暮なこと」と思うことは、その通りと思います。私も、自分自身が大切に思うような人にしか直接コンタクトをして転職の意向やこれまでの感謝を伝えることはしません。ただ、これまで通りの対応する人があまりにも多く、これは、なんとなく、周囲の人に対する関心が薄れているというのも一つの要素として、あるような気がしました。みんな、余裕がなく、自分のことしか考えなくなってきているのではないかしら、と。

 

私自身の転職に関心を寄せてほしいということではなく、そういう周囲の人に対する関心の薄れは、人材の育成という面でも大きく感じます。事なかれ主義のコメントばかりで、昭和的な熱血指導(もちろん、パワハラはダメですが)、相手の育成を心底考えての指導はもう見ることはできず、人への関心が薄れているのに、心理的安全性を構築するための施策ばかりがどんどん出てくるような状況に、とても違和感を感じたりするのです。人に関心がないのに、心理的安全性なんて、構築するようなことはできないのにね、と。

転職の決意を公表したことで、感じたことをご紹介しました。

梅雨空ですね。今週もよい一週間を。